平成28年度入試説明会時のQ&Aについて

平成28年度入試説明会時に受け付けた Q&Aを公開します。

Q 自分は在日韓国人ですが、一般入試と外国人入試のどちらを受験すればよいでしょうか?

A 両方とも受験することができます。

Q 一次選考で「アートプロデュースに関する論考」とあるが、何字くらいが目安でしょうか?

A A4サイズ・日本語 4000 字又は英語 2000wordsです。 詳しくは、募集要項 をご覧ください。

(以下、募集要項より)
論考について : 様式任意
A4サイズ・日本語 4000 字又は英語 2000words。本専攻と関連する学部を卒業した者(卒業見込み者を含む)は卒業論文に基づく論考を提出。本専攻と関連していない学部を卒業した者(卒業見込み者を含む)及び関連学部を卒業したが卒業論文を提出していない者(卒業見込み者 を含む)は、芸術・文化分野に関連する論考を提出。

Q 他学部・他研究科と兼任されている先生がいらっしゃいますが、千住キャンパス以外で授業がおこなわれることはありますか?

A 授業はゼミも含め、上野・千住キャンパスの双方で開講されています。
アート・マネジメントコース、リサーチコースの熊倉、箕口、枝川、毛利の四名は千住キャンパスに研究室を設け、基本的に授業は千住キャンパスで開講していますが、音楽のマネジメントについては上野の演奏系の学生と共同でプロジェクトを行うこともあるので上野キャンパスの授業が多くなります。キュレーションコースの長谷川と住友の両教員は上野に研究室があり、基本的には上野キャンパスで授業を開講しています。
このように、両方のキャンパスで授業や活動がおこなわれるため、学生は曜日毎に上野と千住のキャンパス間を行き来することになります。

Q 奨学金制度はありますか?

A 平成27年度は、日本学生支援機構による奨学金のみです。いまのところ研究科独自の奨学金制度はありません。ただ、大学のなかで様々な奨学金制度と公募があります。詳しくは東京芸術大学ウェブサイト内「学生生活」→「奨学金の制度の概要」をご覧ください。

Q DVDなどの音源資料を書類選考で提出することは可能ですか?

A 募集要項記載の提出書類以外は審査の対象にはなりません。また活動実績は、指定様式の書類を提出するため、映像や音声データを付けることは出来ません。詳しくは募集要項内、提出書類Ⅱ(10ページ)をご覧ください。

Q 論考はどのような内容を想定していますか?卒業論文を書いていない場合、卒業論文のようなものを書く必要があるのか、もしくは自身のこれまでの経歴や活動を書けばよいのでしょうか?通常、卒業論文では自身がやってきたことは書かないと思いますが、その辺りはどのような指針で書けばよいか、教えてください。

A 卒業論文をすでに書いた方はそれを基にしていただいて結構です。今年度卒業論文提出予定で、まだ完成していない方は、現段階の構想をもとに論考を書いて下さい。原則として、修士課程は、学部で勉強してきたことを踏まえた上でどのように継続・発展させるのか、ということが前提です。
とはいえ、これまで大学ではあまり扱われていない新しい領域横断的な研究・実践を行う学科ですので、必ずしも学部で専門にしたことと直結していない人もいると思います。本研究科は、そのような受験生にも門戸を開きたいと思っています。ただ、大学院と全く違う研究分野について書かれた卒業論文をそのまま提出されても判断できないため、本大学院に入るために必要な知識や経験が十分にあることを示すような論考を提出して下さい。
募集要項には「アートプロデュースに関する論考」とありますが、本研究科において、研究を行うにあたって十分な能力があるかどうかを判断するための審査項目なので、必ずしも狭義の「アートプロデュース」に則したものである必要はありません。広義の芸術文化の理論と実践に対してどのような分析・記述能力があるのかをアピールしてもらえればと思います。

Q これまでに海外への留学をした生徒はいますか?もしくはそのようなルートはありますでしょうか。

A 平成28年度の入学生で、入学後に留学をした学生はいません。また、研究科のカリキュラムのなかで、留学制度はありません。

Q 英語の試験「TOEIC」のについて、大学によっては「公開テスト」と団体で受ける「IPテスト」のうち、「IPテスト」のスコアは認めないとするところがありますが、こちらはどちらの種類でも認めて頂けるのでしょうか?

A TOEICテストの「TOEICテスト」、「TOEIC S&W」、「TOEIC Bridge」の三種類のうち「TOEIC Bridge」のみが認められない対象となっています。TOEICテストは公開テスト、IPテスト両方どちらのスコアでも構いません。

Q 推薦状について、自身は音楽者としての立場を生かしてクラシック音楽のマネジメントやプロデュースを学びたいと考えていますが、その場合、どのような方に推薦状を書いて頂くのがよいのでしょうか。

A 推薦者について、入試審査を担当する6名の本研究科専任教員以外は、どなたでも結構です。学部の指導教員でももちろん構いませんし、これから大学院で研究しようと思っていることに対するあなたの適性について適切に判断できる方であれば、どなたでも構いません。推薦者が大学に属している必要はありません。誰に推薦状をお願いするのかも、自己プロデュースの一環かと考えています。
なお、使用言語は問いません。日英以外の言語については、必ず日本語訳を添付して下さい。

Q 「グローバル時代の芸術文化概論」の授業が英語で開講されるということでしたが、その他の授業も英語で開講されるのでしょうか?

A 今年度開講されている授業のうち、使用言語が英語のみの科目は「グローバル時代の芸術文化概論」のみです。ただ、海外からゲスト講師を招いた時や留学生が参加している場合、それ以外に授業に随時英語を用いてディスカッションすることはあります。次年度以降は、英語で開講する授業が増える可能性があります。

Q 一次試験における点数配分はありますか?

A 各項目の配点は公開していません。
特に、語学については、志望する分野によって必要となる能力が異なるため、全体の足切りなどは設けず、個別に判断しています。