2020年度 東京藝術大学公開講座
芸術体験活動とファシリテーション
(藝大ムジタンツクラブを例に)〈開催予定〉

東京藝術大学で2018年度より公開講座としてスタートし、足立区との連携事業としても活動の幅を広げた、音楽とダンスの体験活動、藝大ムジタンツクラブ。
今回はこのムジタンツクラブを例としてとりあげ、参加者が体験活動を通して、試し、学びあっていく場を、どのように支援していくか(ファシリテートするか)をお伝えします。

【内容】公開講座「藝大ムジタンツクラブ」の実践を例にあげ、以下のようなことをお伝えします。(講義形式)
・「音楽で、音楽だけを伝えない」「音楽だけで、音楽を伝えない」藝大ムジタンツクラブについて
・参加者が主体的に活動と関われるようにするには、どのような場づくりを心がけるか
・活動がより主体的に、より深くなるための「ファシリテーション(支援)」について
・「知識」「練習」「鑑賞」以外の方法で、音楽やダンスなどの表現活動を行う場をお考えの方々、一緒に探求しましょう。

ムジタンツとは・・・
ドイツ語のMusik(音楽)とTanz(ダンス)を組み合わせた造語。クラシック音楽と身体を使った「あそび」と「まなび」のワークショップです。
身体を動かしながら音楽を体験・体感すること、作品との対話を通して多様な価値観に触れること、作曲家の創造のプロセスを紹介し追体験することで創造力を刺激することを目指しています。
また、音楽的な活動を通して、好奇心から発展する学びや創造性(想像性)、コミュニケーション能力、他者と協働で思考を深めたり新たな価値を生み出していく能力を育むためのアプローチをします。

※ビデオ会議システムZoomを使用する予定です。参加にはインターネット環境が必要となります。

[講座情報]

日時:2020年9月12日(土)  16:30~18:30
開催場所:オンライン(リンクなど参加方法の詳細は、受講生の方に改めてお知らせします)

お申し込み:
お申し込みの受付は終了しました。

お申し込み期間:2020年7月1日〜8月16日

講習料:2,900円

対象:高校生以上

※予定していた親子向け講座「藝大ムジタンツクラブ 親子で楽しむ音楽とダンス!」は延期となりました。開催時期については、現在のところ未定です。


 

<講師プロフィール>

石川 清隆(いしかわ きよたか)
東京藝術大学国際芸術創造研究科特任助手。青山学院大学社会情報学部 ワークショップデザイナー育成プログラム講師。同学部附置社会情報学研究 センター特別研究員。(公財)千葉市文化振興財団退職後、Foto-Musica設立。 ワークショップデザイナー・コーディネーター。

 

酒井 雅代(さかい まさよ)
東京藝術大学国際芸術創造研究科助教。
桐朋学園大学、同大学研究科修了(ピアノ専攻)。室内楽を主とした演奏活動を行う。2008年~15年、桐朋学園大学嘱託伴奏員。各方面で音楽ワークショップ、ファシリテーター・トレーニングの企画・運営に携るなど、音楽を使ったコミュニティ・プログラム、教育プログラムの研究・実践を行っている。

 

[関連講座] 大人のための藝大ムジタンツクラブ みんなで楽しむ音楽とダンス!オンライン !

※ムジタンツクラブ(2018年度)の開催レポートをこちらのページにてご覧いただけます。


お問い合わせ:
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教員室
info-ga(at)ml.geidai.ac.jp