長谷川祐子教授による「アートプロデュース演習」授業の一環として、本研究科アートプロデュース専攻キュレーション領域の修士課程学生5名による共同キュレーションの特別展が、3月21日より4月7日まで、東京藝術大学大学美術館陳列館にて開催されます。本展は「Count the Waves – 見えないものをつなぐ」と題し、「不可視性」をテーマに国内外のアーティストおよびデザイナー14名を紹介します。また、3月20日(水)19:30より、上野キャンパス美術学部内大浦食堂にてオープニング・レセプションも開催します(DJイベント有り)。いずれも、予約不要、入場無料です。お誘い合わせの上、是非ご参加ください。
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会期:2019.03.21(木.祝)〜2019.04.07(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前10時 〜 午後6時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料:無料
会場:東京藝術大学大学美術館陳列館
主催: 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻
共催: 一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
特別協賛: The Chain Museum、startbahn
助成: 藝大フレンズ
協力: CLEAR GALLERY TOKYO、飛驒産業株式会社
instagram: @gaexhibition
#CountTheWaves2019

※イベント情報

夜間開館(予約不要)
2019年4月6日(土) 20:00まで
この日限り20時まで開館いたします。日没後の様子をお楽しみいただけます。

キュレーターによるギャラリー・ツアー+アーティスト・トーク(日本語/予約不要)
2019年4月6日(土) 17:00より
稲垣美侑|北林加奈子

2019年4月7日(日) 14:00より
BIEN|布施琳太郎

キュレーターによるギャラリー・ツアー(予約不要)
日本語:
2019年3月30日(土) 15:00より
2019年3月31日(日) 15:00より
2019年4月6日(土) 15:00より

中国語:
2019年3月31日(日) 13:00より
2019年4月7日(日) 13:00より

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監修: ⻑谷川祐子 (東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
共同キュレーター: ソフィー・アルニ、渋谷かるな、隅本晋太朗、張洋宇、山縣⻘矢

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展覧会コンセプト:

本展タイトル「Count the Waves」とは、絶え間なく幾重にも重なり合いながら打ち寄せる波を数えるように、「見えないもの」を捉えるようとする行為のメタファーです。21世紀に入り、 デジタルコミュニケーションの基盤となったインターネットは、超可視性 (hypervisibility) と匿名性を同時に生み出し、 そこで閲覧できるものだけが存在する事象であるという錯覚を与えています。また、私たちの生活の中には、 時間 (過去や未来)、人の感情や意思、人類が到達しえない未知などの「見えないもの」が常に存在しています。 本展では、「見えないもの」を現前化させる作品を取り上げ、不可視なものの痕跡を私たちがどのように認識しているのか (あるいは認識していると思い込んでいるのか) を問いかけます。そして、その問いに展覧会を通して向き合うことで、 現代社会とそこに生きる私たちとの間に潜む不可視性と新たな「つながり」のかたちを探求していきます。

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出展作家:稲垣美侑 (Miyuki Inagaki) 貝山伊文紀  (Ibuki Kaiyama) ディナ・カディア (Dina Gadia) 北林加奈子 (Kanako Kitabayashi) リー・キット (Lee Kit) ナイル・ケティング (Nile Koetting)
志賀理江子 (Lieko Shiga) リム・ソクチャンリナ (Lim Sokchanlina) 多和田有希 (Yuki Tawada) ⻄村健太 (Kenta Nishimura) 平川祐樹 (Youki Hirakawa) 布施琳太郎 (Rintaro Fuse) BIEN LY

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内覧会&オープニング・レセプション
2019年3月20日(水)
内覧会:18:30 – 20:00
レセプション:19:30 – 20:00
DJ:Nari(CYK)
東京藝術大学大学美術館内 大浦食堂(入場無料 / 予約不要)

 

Nari(CYK)
北海道小樽市出身。94年生まれ。18歳からDJ・オーガナイザーとして活動。2016年には東京拠点のハウスコレクティブ「CYK」を結成し、これまで数々のアップカミングなアーティスト達を招き、パーティを開催してきた。個人としてのDJでも様々な経験を持ち、2017年にはJames Blakeの「1-800 DINOSAUR」への出演、世界でもトップクラスの人気を誇るフェスティバル「rural」への出演…etcを果たした。2018年、2度目となる「rural」への出演では最終日の2ndフロアのクローズをCYKで行い、また、2018年にはCYKとして、韓国・香港・タイ(Wonder Fruits Festival)で、ソロではスウェーデンにてプレイをした。Houseを軸にDisco,Soul,Techno,Break Beats等をブレンドして組み立てて行くセットを是非体感して頂きたい。
お問い合わせ:
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻教員室
開室時間(上野): 10:00~19:00 (月・木・金)
電話(上野): 050-5525-2725
開室時間(千住): 10:00~19:00 (火・水)
電話(千住): 050-5525-2732
gaexhibition2019[at]gmail.jp