アンセルム・フランケ
英語特別授業
「グローバル時代の芸術文化概論:
アートの枠組みを露出させる」

日時:2016年11月18日(金)16:20~17:50
会場:東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部 5-409教室

GA全学生必修の英語による特別授業「グローバル時代の芸術文化概論」にて、11月18日(金)5限に、ベルリン在住のキュレーター/ライター、アンセルム・フランケ先生の講義「Exposing the Frames of Art:アートの枠組みを露呈させる」が行われます。他学科・研究科からの聴講も歓迎します。この講義でフランケ氏は、「近現代の美術の歴史とは、なによりもまず、オープンで不確定なひとつの歴史であり、そして、社会的、制度的な枠組みを通じた、アートの概念の探究である」という考え方についてお話しします。氏はこのように語っています。
「とりわけ1960年代以降、アートの概念は、ラディカルな問い直しを迫られ、それに伴い、ラディカルに拡張されました。この探究は、(美術館の壁のように)それまではただの目につかない背景と思われていたものが、次第に、アーティストたち自身によって、社会的、経済的、あるいは建築的な条件として、アートのトピックや主題に取り上げられるようになっていったプロセスとも言えるでしょう」。
「たとえば、『制度批判(インスティテューショナル・クリティーク)』と呼ばれる実践では、コンテンポラリー・アートの制度的なフレーミングの編成の全体が、批判的に暴かれてきました。コンテンポラリー・アートの未来は、近代の知の分割にかかわる歴史的な問いを露呈させるこのプロセスをいかに広げるかにかかっているのではないでしょうか? コンテンポラリー・アートのオープンさと不確定性が、歴史への新たな応えを見つけるのに、重要な役割を果たすのではないでしょうか?」

申し込み不要。*授業はすべて英語で行われます。

問い合わせ 国際芸術創造研究科上野教員室 音楽学部 大学会館2階
開室時間 10:00 ~ 19:00 (月 木 金)
電話 050-5525-2725(上野教員室)
info-ga@ml.geidai.ac.jp

Portrait Photo ©Foto Sephanie Pilick, 2016