特別講義:グローバル時代の芸術文化概論
マシュー・フラー
「可塑性を讃えて」

GA1年生必修科目「グローバル時代の芸術文化概論」にて、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジのカルチュラル・スタディーズ・センター(Centre for Cultural Studies)のディレクター、教授で、メディア理論、ソフトウェア・スタディーズ、批判理論、文化研究の分野において多数の著作を持つマシュー・フラー先生をお招きして、特別授業「In Praise of Plasticity:可塑性を讃えて」を開催します。他学科・研究科からの聴講も歓迎します。
*申し込み不要。講義は英語で行われます。

日時:2017年7月14日(金)18:00~19:30
場所:東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部 5号館 401教室
ゲスト講師:マシュー・フラー[ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教授]
司会:毛利嘉孝[東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授]

Fuller

講義アブストラクト:
神経学において可塑性は、機能を維持、再編、発達しつつも、複数のスカラーのレベルで、適応、変化、成長、そして新しい形式を発見する能力である。この講義では、ゴードン・パスクのサイバネティクス論における「不完全指定理論(Underspecification)」、機械学習の形式と実践、そしてアナキズムの3点から分節化された概念として、可塑性の概念を論じる。最初のふたつは、技術と哲学の系譜学に関係している。3つ目のアナキズムは、学習と変容をもたらす試み、そして意思決定の過程において最大限に余分なもの、あるいは必要とされる多様性を獲得しようとする試みとして重要である。

Advance Reading:
Matthew Fuller, 2011, Elephant and Castle, New York: Autonomedia, 72(line 14 onwards) – 77

講師略歴:
マシュー・フラー Matthew Fuller
マシュー・フラーはHow to Be a Geek: Essays on the Culture of Software (Polity)の著者である。その他、Media Ecologies: Materialist Energies in Art and Technoculture (MIT Press)、Behind the Blip: Essays on the Culture of Software、Elephant & Castle (ともにAutonomedia)、アンドリュー・ゴフィーとの共著Evil Media (MIT Press)や、2018年に出版予定のHow to Sleep: In Art, Biology and Culture (Bloomsbury)といった著作がある。これまで、アーティスト・グループのI/O/D、Mongrel、Yohaと協働してきた。フラーはSoftware Studies: A Lexiconの編集、またソフトウェア・スタディーズのオンライン学術誌Computational Cultureの共同編集にも携わっている。現在、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ、カルチュラル・スタディーズ教授、カルチュラル・スタディーズ・センター長を務める。

主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科毛利嘉孝研究室

お問い合わせ:
国際芸術創造研究科教員室
開室時間(上野): 10:00~19:00 (月・木・金)
電話(上野): 050-5525-2725
開室時間(千住): 10:00~19:00 (火・水)
電話(千住): 050-5525-2732
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