シンポジウム「多文化交錯の舞台芸術—多様性と共創の可能性について考える」
2024.09.30
現代の東京では、街中で外国語が飛び交い、多文化が交差する日常が広がっています。この多様性に富む社会において、文化的アイデンティティも複層化しており、舞台芸術における多様性の表現を再考する必要性が高まっています。本シンポジウムでは、多文化協働の舞台芸術における多様性と共創の可能性について、実践者や研究者と共に考察します。
One’s Room (おねの部屋)
2024.07.23
「One’s Room」(おねの部屋)は、自伝的小説のキャラクター「One」(おね)の部屋として展開される没入型のグループ展覧会です。本展は、古い木造建築である「脱衣所- (a) place to be naked」の特徴を活かしながら展開されます。おねは物理的には存在しないが、その部屋の中にはおねの存在が感じられるようになっています。部屋の中には絵画や写真、ビデオのほか、布、家具、本、食べ物、植物、日記など家にあるさまざまなものが展示されています。これらはすべて、絶えず変化し、多様で捉えどころのないおねのアイデンティティを具現化したものです。それぞれのアイテムには物語や感情が込められており、私たちをその親密な世界へと誘います。