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「都市の臓器とAI」研究会:
第6回「人間の都市の終焉?──More than Humanな時代における身体・都市・創造環境の自在化」(報告者:稲見昌彦)

 

研究会のご案内
日時:2026年1月26日(月)18:30–20:30
会場:東京藝術大学 音楽学部 上野キャンパス 国際交流棟4F GA講義室(MAPのNo.19の建物です
※対面参加は定員30名/アーカイブ配信あり(要申込)
報告者:稲見昌彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
ファシリテーター:清水知子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
コメンテーター:
毛利嘉孝(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)

「都市の臓器とAI」研究会(全6回)
本研究会は、2025年7月から2026年1月にかけて全6回にわたり開催いたします。
最終回となる第6回では、稲見昌彦氏をお迎えし、「人間の都市の終焉?──More than Humanな時代における身体・都市・創造環境の自在化」と題してご報告いただきます。

 

第6回 「人間の都市の終焉?──More than Humanな時代における身体・都市・創造環境の自在化」
概要
本講演では、「人間の都市の終焉?」という問いを起点に、More than Human(人間中心主義を超えた)視点から、身体・都市・メタバース・AIが交差する創造環境の変容について考察する。
講演者がこれまで取り組んできた「自在化身体」の研究は、身体を固定的な存在としてではなく、状況や目的に応じて形態や機能が再編成されうる存在として捉えてきた。さらに近年では内臓とのインタラクションを目指したボディバースプロジェクトを推進している。これらの研究により得られた身体観は、人間に閉じたものではなく、環境や人工物、さらにはAIやロボットを含む存在へと拡張可能なアナロジーとして機能する。
現在、生成AIによって構築された都市空間や生活環境の中で、自動運転AIやロボットAIが試行錯誤を重ねながら学習を行う事例が注目されている。そこでは、都市やメタバースは人間の生活や体験のためだけに存在するのではなく、人間以外の主体が長時間滞在し、反復的に経験を蓄積する環境としての性格を強めつつある。
このようなMore than Humanな状況において、環境設計の焦点は、人間の明示的な意図や解釈を前提とした明示的な指令から、身体の内臓がそうであるような、黙示的・予測的に調整され続ける仕組みへと移行していくだろう。
人間の都市が終わるというよりも、人間だけを前提として成立してきた都市や創造環境の条件が変わりつつある現在、私たちは誰と、何と、どのような環境を共有していくのか。その問いを、自在化身体の視点から議論したい。

 

報告者プロフィール
稲見昌彦(いなみ・まさひこ)
東京大学先端科学技術研究センター教授
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 博士(工学)。電気通信大学、慶應義塾大学等を経て2016年より現職。
東京大総長特任補佐、先端科学技術研究センター副所長を兼務
自在化技術、人間拡張工学、エンタテインメント工学に興味を持つ。
米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)などを受賞。
情報処理学会理事、日本学術会議連携会員等を兼務。
著書に『スーパーヒューマン誕生!人間はSFを超える』(NHK出版新書)、『自在化身体論』(NTS)他。

 

参加申込フォーム:https://forms.gle/LWQ2jhFjvJB1CQGb6

申込受付は 1月21日(水)17:00 まで。

※対面参加は先着30名(定員に達し次第締切)
アーカイブ配信あり。対面参加の有無にかかわらず、どなたでもご視聴いただけます。ご希望の方は、上記「参加申し込みフォーム」よりお申し込みください。

お問い合わせ:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教員室(リサーチ領域)
ga-research@ml.geidai.ac.jp

 

主催:「都市の臓器とAI」研究会
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 清水知子研究室・毛利嘉孝研究室
共催:大丸有SDGs ACT 5実行委員会

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