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坂本龍一スタディーズ・シンポジウム:
アーカイヴとキュレーションの観点から

「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」東京都現代美術館、2024年
坂本龍一×岩井俊雄《Music Plays Images X Images Play Music》1996–97/2024
©️2024 KAB Inc.
撮影: 丸尾隆一

坂本龍一が他界してから3年が経とうとしています。YMOに代表される初期の実験的なポップス、現代音楽、実験音楽から映画音楽までその多彩な音楽活動はもちろんですが、同時にアーティストとしてさまざまな現代アーティストとしてコラボレーションし、インスタレーションの展示を行うなど、その芸術活動は多岐に渡ります。さらに、さまざまな領域のアーティスト、思想家や哲学者、文学者、科学者たちと対話を重ね、芸術以外の社会や政治、環境問題の領域でも公的知識人(パブリック・インテレクチュアル)として積極的に発言するなど、アーティストとしての枠組みを超えて思想家、アクティヴィストとしても重要な仕事を残しました。

近年、こうした領域横断的なアーティストをさまざまな観点から研究しようという動向が活発化しています。坂本龍一についてもミュージシャン、演奏家、作曲家としてはもちろんですが、より領域横断的な観点からその仕事を検証していくことは急務に思えます。

本シンポジウムは、そうした坂本龍一の業績を今回は特にアーカイヴとキュレーションの観点から検証しようという試みです。

日時:2026年1月10日(土)14:30-18:00
会場:東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部5-109
料金:無料 ※要申込
言語:日本語
定員:200名
申し込み:https://forms.gle/ZRfgaeWH7i93K4Lg7
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科(リサーチ領域)
共催:東京藝術大学未来創造継承センター、東京藝術大学キュレーション教育研究センター(CCS)
協力: KAB Inc./The Estate of Ryuichi Sakamoto

※お申込みは先着順です
※東京藝術大学在校生を優先しますが、学外の方もお申込み可能です
※配信の予定はございませんのであらかじめご了承ください

プログラム:
14:30-14:40 ご挨拶 日比野克彦(東京藝術大学学長)
14:40-16:10【シンポジウム】坂本龍一をキュレーションから考える
報告者:難波祐子(東京藝術大学特任准教授)、畠中実(キュレーター、美術・音楽批評)
司 会:今村有策(東京藝術大学副学長、美術学部GAP教授)
16:10-16:20 休憩
16:20-17:50【特別講演】坂本龍一とメディア・アートのアーカイヴ(仮題)
講演者:岩井俊雄(メディア・アーティスト)
司 会:毛利嘉孝(東京藝術大学教授、社会学)

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