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東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科では国立台北芸術大学と協働して交換レジデンスプログラム「TEA+」を実施しています。イェ・シンジュウは個人の映像制作が普及し始めた1990年代の日本における映像ドキュメントの実践について、竹内公太は日本の占領期における抗日運動と関係する台湾の宗教施設や記念碑について調査をおこないました。それぞれのアーティスト、キュレーターの関心や活動について、また今回の滞在中の活動を今後どのように将来展開していくのかについてお話しいただきます。どなたでも参加可能ですので、ぜひお気軽にお越しください。

 

交換レジデンスプログラム滞在報告会
TEA+ Party with イェ・シンジュウ|竹内公太

日時 :2025年12月17日(水)18:00~20:00
会場 :東京藝術大学 上野キャンパス 国際交流棟3F コミュニティサロン
ゲスト:イェ・シンジュウ、竹内公太
言語 :英語(一部日本語、中国語)
主催 :東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科

TEA+について:
https://t2ea.art/

お申し込みはこちら:
https://forms.gle/vxGeAbzGb9DYdLxZ7

 

Photo: provided by Taipei Fine Arts Museum

イェ・シンジュウ(モモコ)
アート研究者、プロデューサー、キュレーター。台北芸術大学大学院美術専攻博士課程在籍。研究テーマは1990年代台湾のアート史、特にDIY手法とインディペンデントアート実践のメソドロジーに焦点を当て、アートドキュメンタリー映画が芸術史の編集に与える影響に特に興味を持っている。近年、キュレーション研究では社会主義作家楊逵(ヤン・クアイ)を軸に、1990年代台湾文学における「メディア転換」と1970年代の文化現象「東海花園」を考察している。 彼女はET@Tとデジタルアート財団で勤務し、テクノロジーアート、VR、仮想と現実を融合した展覧会やパフォーマンス、1990年代の芸術ドキュメンタリーアーカイブの研究、およびアーカイブデータベースの維持管理などを専門としている。 彼女は、ボディ・フェイズ・スタジオ・グーリン・ストリート・アヴァンギャルド・シアターの年間プログラム選考委員会委員、台湾現代文化研究所のCREATORS創作/研究支援プログラムの年間オブザーバー、台北市立美術館のMODERN ART PLUSアーカイブの共同コンサルタント兼プロジェクト編集者、新北市立美術館の1990年代台北県展覧会キュレーション研究の調査員を務めた。

竹内公太
石碑や映画館などの地域の歴史の痕跡を題材にしたインスタレーションを発表。近年は、第二次世界大戦中に太平洋を横断した風船爆弾の歴史に関する日米のアーカイブや現地調査から、一連の作品を制作している。また、東京電力福島第一原発ライブカメラの前に立った「指差し作業員」の代理人としても知られる。 竹内と指差し作業員の近年の参加展覧会に「さばかれえぬ私へ」東京都現代美術館(2023年 東京)、「表現する身体/生きる身体:日本現代美術におけるレジスタンスとレジリエンス」Padiglione di Arte Contemporanea(2022年 イタリア)、「Splitting Atom」CAC/SMK 現代アートセンターおよびエネルギー技術博物館 (2020年 リトアニア)などがある。Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023授賞。彼と指差し作業員の作品の主な収蔵先に、東京都現代美術館、KADIST財団など。

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