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「都市の臓器とAI」研究会:
第4回「フクセイAI技術時代の芸術」(報告者:徳井直生)

 

研究会のご案内
日時:2025年11月7日(金)18:00–19:30
会場:東京藝術大学 美術学部 藝大食樂部(MAPのNo.2の建物です
※対面参加は定員40名(要申込)/※アーカイブ配信あり(要申込)
報告者:徳井直生(アーティスト、研究者)
ファシリテーター:岸裕真(アーティスト)
コメンテーター:
草野絵美(アーティスト)

「都市の臓器とAI」研究会(全6回)
本研究会は、2025年7月から2026年1月にかけて全6回にわたり開催いたします。
第4回では、徳井直生氏をお迎えし、「フクセイAI技術時代の芸術」と題してご報告いただきます。

 

第4回 「フクセイAI技術時代の芸術」
概要
「生成」という言葉のニュアンスとは裏腹に、データに内在する統計的な偏りの再生産を目的として学習される現在の生成AIは、複製技術としての側面を色濃く持つ。本講演では、いわゆる生成AIを新しい種類の複製技術、フクセイ(複生、覆成、副生?)技術 ——コピーだがコピーではない、オリジナルではないがユニークな何かを生み出す技術—— として捉え、それらがアート、人の創造性に与える影響を考察する。一方で、フクセイ技術ではないAIの使い方、フクセイ技術の先にあるAIについても、自身の実践事例を中心に紹介したい。
シリコンバレー的テック・ブロ言語に踊らされることなく、冷静に現状を見つめつつ、未来のアート、アーティストのために望ましいAIのあり方を探る。

 

報告者プロフィール
徳井直生(とくい・なお)
アーティスト / 研究者。AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。アーティスト、デザイナー、AI研究者/エンジニアなどから構成されるコレクティブ、Qosmoを率いて作品制作や技術開発に取り組むほか、23年7月設立のNeutoneでは、AIを用いた新しい「楽器」の開発を手がける。これまでに手がけた作品は、ニューヨークMoMAやロンドンのバービカン・センター、アルスエレクトロニカ・センターなどで展示されたほか、SonarやMUTEKといったフェイスティバルでAIを用いたパフォーマンスを行ってきた。主な書籍に『創るためのAI — 機械と創造性のはてしない物語』(BNN、大川出版賞)。東京大学工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。滋賀大学データサイエンス学部客員教授。

 

参加申込フォーム:https://forms.gle/ge4yDLfbjjwaqXGk6

申込受付は 11月5日(水)12:00 まで。

※対面参加は先着40名(定員に達し次第締切)
※アーカイブ配信あり。対面参加の有無にかかわらず、どなたでもご視聴いただけます。ご希望の方は、上記「参加申し込みフォーム」よりお申し込みください。

お問い合わせ:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教員室(リサーチ領域)
ga-research@ml.geidai.ac.jp

 

主催:「都市の臓器とAI」研究会
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 清水知子研究室・毛利嘉孝研究室
共催:大丸有SDGs ACT 5実行委員会

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