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ジャスティン・ジェスティ『戦後初期日本のアートとエンゲージメント』出版記念トーク・イベント

戦後日本の社会運動と芸術活動の関係を研究してきたワシントン大学准教授、ジャスティン・ジェスティ氏の待望の単著『戦後初期日本のアートとエンゲージメント』が水声社から8月に出版されました。出版を記念して、著者のジェスティ氏と翻訳者の山本浩貴氏をお迎えして、この本を通じてジェスティ氏が何を論じたかったのか、そして、こうした歴史的な実験は現在の政治や芸術、ソーシャリー・エンゲージド・アートやアート・アクティヴィズムとどのような関係を持っているのかを議論したいと思います。

日時:2025年10月22日(水)18:10〜19:40(18:00開場)
会場会場東京藝術大学上野キャンパス 音楽学部 国際交流棟4F GA講義室(MAP No.19)
料金:無料
登壇者:ジャスティン・ジェスティ(米国ワシントン大学アジア言語・文学学科准教授)
山本浩貴(実践女子大学文学部美学美術史学科准教授)
司会:毛利嘉孝(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科)
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科毛利嘉孝研究室

予約フォーム:以下のお申込みフォームから事前予約をお願いいたします。
https://forms.gle/3rbSD5mwM8tKGxng8

『戦後初期日本のアートとエンゲージメント』
ジャスティン・ジェスティ(著) 山本浩貴(訳) 2025年8月水声社刊

1950年代、ルポルタージュ芸術から九州派、創造美育協会まで、創作活動は社会運動と深く結びついていた─―
特権的なものに抗い、新たな価値体系を樹立せんとした社会関与的な芸術の試み。そのネットワークをたどり、未だ汲みつくされることなき芸術゠社会的実践の可能性に光を当てる。
(水声社ホームページより)

http://www.suiseisha.net/blog/?p=21335

 

ジャスティン・ジェスティ(Justin Jesty)

米国に生まれる。現在、米国ワシントン大学アジア言語・文学学科准教授。主な著書に、『ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践――芸術の社会的転回をめぐって』(共著、フィルムアート社、2018年)、『転形期のメディオロジー――1950年代日本の芸術とメディアの再編成』(共著、森話社、2019年)などがある。

 

山本浩貴(やまもとひろき)

1986年、千葉県に生まれる。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学博士課程修了。現在、実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。専攻、文化研究。主な著書に、『現代美術史――欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019年)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022年)、『この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編、月曜社、2023年)などがある。

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