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バブル・チェンバー展
ピエール・セロ 個展

展示期間|2025年8月1日(金)〜4日(月) 15:00-19:00
オープニングパーティー| 8月1日(金) 18:00-21:00

バブル・チェンバー(Bubble Chamber)展において、ピエール・セロは、時間性やタイムラインがいかに予言によって形成されるのか、すなわち、先見がいかにして未来を現在の「確率」へと変容させるかを探求します。予言とは、しばしば革命、つまり物事の周期的な回帰という思想に基づいています。私たちは過去の分析を通じて、未来を予見しようと試みるのですが、それによって現在の私たちの行動が変化を遂げることになります。

1999年、漫画家の竜樹諒は予知夢を記録した『私が見た未来』を出版しました。2011年3月の東日本大震災や2020年の世界的なウイルス流行などをめぐるその予言の多くが現実のものとなり、彼女の信憑性が増していきました。2021年に彼女は2025年7月5日に大災害が起こると予言し、また沖縄の著名なユタ(霊媒師)が、その日を7月15日と予見していました。ただし、これらの予言に対して科学者たちは、そのような出来事の予測は不可能だと主張しています。

ピエール・セロは、ここ4ヶ月間、物語と信念と科学の間に横たわる緊張関係に取り組んできました。それは、過去の真実と、まだ来ぬ未来の真実という、せめぎ合う二つの真実から生まれる緊張なのです。

企画|オスマン・セルハット・オルタ
会場|脱衣所 - (a) place to be naked
会場の位置情報は以下のリンク先からアクセス可能です。
https://forms.gle/9p2wketLy124Kyga9

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