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GAの交換レジデンスプログラムTEA+*で東京に滞在中のベティアップル*さんが、コレクティブ・クリエーション・ワークショップを6月末に開催する予定です。東京藝術大学の在学生でしたらどなたでもお気軽にご参加いただけますので、ぜひご応募ください。

*GA Residence Program TEA+ 公式ウェブサイト
「私が___た未来。」—見たか、変えたか
コレクティブ・クリエーション・ワークショップ
日程: 6/30 (月) 18~20時
場所: 上野キャンパス, 国際交流棟 3F
対象: 芸大の学生どなたでもご参加いただけます。
使用言語: 主に英語
応募フォーム: https://forms.gle/uwoUnUvJCKiDcK8Z8
 *最大20名まで。定員に達した場合は締め切らせていただきます。
 *参加者への注意事項: 動きやすい服装と靴でご来場ください。

 

近年、私のパフォーマンス作品は、人魚、デジタル時代のカルト、インターネットの予言、未来の存在、AIといったテーマを探求しており、一種のポストSFパフォーマンス言語を構成している。日常生活における象徴的なものを使用することが多く、最近ではスペースブランケットがアートとサウンドのライブ創作において重要な素材となっている。
東京藝術大学での滞在期間は、台湾と香港のソーシャルメディア上で拡散しているバイラル現象と偶然にも重なった。それは、たつき諒の予言漫画『私が見た未来』描かれている、日本、台湾、香港にまたがる終末論的な巨大津波のビジョンに由来している。の不気味なイメージは、旅行をキャンセルさせたり、「これは本当に起こるのだろうか?」という疑問を抱かせ、現実に不安を引き起こしている。
予言と現実、フィクションと信念の境界が曖昧なこの状況に直面し、私はレジデンス作品のインスピレーションを得たー予見された災害の超現実的な論理によって形作られるパフォーマンス。 
このワークショップを通して、「不条理な現実をいかに超現実的なライブ・パフォーマンスへと変貌させるのか」について考えるアーティスト仲間を募りたい。パンデミックの際に、病気除けのお守りとして出回り、世間でバズった妖怪人魚「アマビエ」を象徴的なモチーフとして、私たちの声、私たちの体、そして私たちが共有するパフォーマティブ・スペースにアマビエを呼び寄せる。
このワークショップでは、スペースブランケットなどの非常用品を(災難を回避するための)儀式的なメディアとして使い、集団的な創作を行う。インターネット上で流布している「予言」に芸術的に介入し、パフォーマンス・アートの生身の身体について考える。
ー ベティアップルより ー

 

ワークショップのイメージ:
Betty Apple Performance work <Mermaid Escape Room: The Pink Trap> SPAZIOMENSA, Rome, 2025, photo by Mirko JJ Ostuni
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