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アズミール・ユノー: レクチャー・パフォーマンス

権威なんかくそくらえ(Stickin’ it up to The Man): DIYツアーとクリエイティブなコラボレーションが今もなお持続可能性の最善の形である理由

Azmyl Yunor Lecture Performance

“Stickin’ it up to The Man: why DIY touring and creative collaborations are still the best forms of sustainabilty.”

(source: David Hagerman / @azmylyunor)

マレーシアのインディ・フォーク・ロック、実験音楽を代表するミュージシャン、研究者、ジャーナリストのアズミール・ユノー(Azmyl Yunor)が10年ぶりに来日。彼自身の音楽の経験とマレーシアのインディシーンについてのレクチャーとミニライブを開催します。興味のある方はどなたでもご参加できます。

日 時:2025年2月7日(金)20:00-

場 所:東京藝術大学千住キャンパス第一講義室
https://ga.geidai.ac.jp/access/

レクチャー・パフォーマンス:アズミール・ユノー Azmyl Yunor
タイトル:権威なんかくそくらえ(Stickin’ it up to The Man): DIYツアーとクリエイティブなコラボレーションが今もなお持続可能性の最善の形である理由

司 会:毛利嘉孝(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)

主 催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科毛利嘉孝研究室

レクチャーは英語ですが簡単な通訳がつきます。

◾️講義概要

権威なんかくそくらえ(Stickin’ it up to The Man): DIYツアーとクリエイティブなコラボレーションが今もなお持続可能性の最善の形である理由

1990年代後半に遠く離れた場所で、アンダーグランドの音楽シーンでレコーディングと演奏を始めたシンガーソングライターとしてーーー当時オーストラリアのパースで学生とストリートミュージシャンだったーーー「適応」が自身のクリエイティブな活動を維持するだけでなく、どんなにニッチなものであっても、オーディエンスにとっての意義を維持する上で重要だということを学んできた。

私は、カセットからCDへ、そしてストリーミングへと音楽の流通と消費の方法のさまざまな変化に対して適応してきたーーーちなみに私はレーベルと契約したことがないーーーが、今では音楽アーティストは、これまで以上にビデオ制作からSNS発信まで多くの仕事をしなければならなくなった。これは、現在のグローバル文化の常態である。

非営利のインデペンデント・アーティストとして、私は適応の方法を選択する自由と裁量権を持ち、どのメディアが自分にとって最適かを判断し、誰とコラボレーションするかを決定してきた。さらに重要なのは、私が自分のために利用できる最良のリソースを活用しなければならないということであるーーー親として、夫として、アーティスト研究者として、学者として、作家として、そしてビデオ制作者として、私が自分のやりたいことを続けていくために、経済的に持続可能なものにする必要があった。

本レクチャーではは、DIYパンクのイデオロギーが私のクリエイティブな実践をどのように形作ったのか、その経験を共有し、最終的に、それが私の財布と魂の両方にとって最高の持続可能性の形であること、そしてライブパフォーマンスとツアーが今でも重要である理由を議論したい。

◾️アズミール・ユノー略歴

マレーシアを代表するインデペンデント系ミュージシャンで研究者。バイリンガルのインデペンデント・シンガーソングライター、ミュージシャン、作家、ライブオーガナイザー、ビデオ制作者として知られる。

3コードと真実」を信条とするストリートミュージシャンとしてキャリアをスタートさせた。

アーティスト=研究者として、マレーシアの音楽サブカルチャーの文化政治やモラルパニック、そしてマレーシアのアンダーグラウンドおよびインディーズ音楽界の見過ごされてきた歴史に関する研究を発表している。2000年代初頭のいくつかの先駆的なアンダーグラウンドバンドの創設メンバーである。彼の最新ソロアルバム「John Bangi Blues」(2020年)は、「その生々しいパワーと、風刺的なユーモアと強烈な中指を交互に繰り出す歌詞」がファンや批評家から高く評価されている。

2025年には、彼のブレイクのきっかけとなったEPTenets」(2005年)の20周年を祝い、このEP2025年後半にカセット形式で再リリースされる予定。

現在サンウェイ大学で映画と舞台芸術のプログラムで教鞭を取る

Folk Rocker-Educator, Azmyl Yunor Returns To Japan on a Five-City Tour
https://juiceonline.com/azmyl-yunor-japan-tour/

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