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レオニダス・マルティン氏講演会「エンメディオ:破局の論理を打ち砕くアーティヴィズム」+『思想としてのアナキズム』刊行記念トーク[関東編]

スペインのアーティヴィスト、レオニダス・マルティン氏(バルセロナ大学教授)と森元斎編『思想としてのアナキズム』(以文社)の執筆者とともに現代のアート/アクティヴィズム/アナキズムについて考えます。

マルティン氏は、ラス・エイジェンシアス(2001-2003)、ヨマンゴ(2003-2007)、エンメディオ(2007-現在)の3つのアート・コレクティブの共同創設者であり、過去数十年にわたり、アートとアクティヴィズムを結びつけた数多くの集団プロジェクトを展開してきました。第一部では、「Enmedio: A quarter of a century breaking down the logic of disaster (Artivism from Spain)」と題して、マルティン氏にこれまでの活動を紹介していただくとともに、昨今取り組んでいる災害の論理に対するアートの変容可能性をめぐってお話していただき、第二部では、森元斎編『思想としてのアナキズム』(以文社)の刊行を記念して、執筆陣とともに多彩なベクトルが交差するアナキズムの現在をマルティン氏とともに議論していきます。

日時:2024年5月10日(金)18時~20時(17時30分開場)
会場東京藝術大学上野キャンパス・国際交流棟3Fコミュニティサロン

登壇者:レオニダス・マルティン(バルセロナ大学)、森元斎(長崎大学)、中西淳貴(東京大学)、渡辺一樹(東京大学)、近藤宏(神奈川大学)、成瀬正憲(日知舎)、川上幸之介(倉敷芸術科学大学)
通訳:ペレラ・シュー(東京藝術大学)
司会:森元斎(長崎大学)+清水知子(東京藝術大学)

言語:日本語/英語(逐次通訳あり)
主催: 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 清水知子研究室

料金:無料 ※要予約
予約方法:https://x.gd/O30fE
※定員に達したため、受付を締め切りました。

お問い合わせ
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教員室 (リサーチ領域)
ga-research@ml.geidai.ac.jp

レオニダス・マルティン/Leonidas Martin

1974年生まれ。美術博士・バルセロナ大学教授。アート・アクティヴィズムにおける集合的表現を専門とし、国際的に有名な数々のプロジェクトを仕掛けてきた。 アートと政治についての記事を新聞や雑誌に執筆、映像作家としても様々なドキュメンタリーや映画をテレビやインターネット向けに制作。Las Agencias(2001-2003)、Yomango(2003-2007) 、Enmedio (2007-current)の創始者の一人であり、New Kids on The BlackBlockやPret-a-Revolterなど、いくつものアーティヴィズム/ゲリラ・コミュニケーションを計画・実行し、プロジェクトの多くは各国の美術館や施設で展示されている。
www.leodecerca.net
www.enmedio.info

森元斎

1983年、東京都生まれ。長崎大学教員。専攻は哲学、思想史。ダダ集団・長崎製糞社社員(ギター/散歩など)。著書に『ただ生きるアナキズム』(青弓社、近刊)、『死なないための暴力論』(集英社インターナショナル)、『もう革命しかないもんね』(晶文社)、『国道3号線――抵抗の民衆史』(共和国)、『アナキズム入門』(筑摩書房)、『具体性の哲学――ホワイトヘッドの知恵・生命・社会への思考』(以文社)、編著に『思想としてのアナキズム』(以文社)、共著に『国境を越える日本アナーキズム――19世紀末から20世紀半ばまで』(水声社)など。

思想としてのアナキズム

森元斎 編
森啓輔 清水知子 栗原康 高橋采花 近藤和敬 中西淳貴 渡辺一樹 近藤宏 成瀬正憲 川上幸之介 東志保

いかに「思想」としてのアナキズムを保持し得るか。どこまで原理的に、かつ多様に、アナーキーであり続けられるのか――。暴力論、運動実践、哲学、人類学、宗教、音楽、映画、フェミニズム、近代日本、さまざまなベクトルが交差するアナキズムの現在。

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