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GSC:特別講義シリーズ

「多元的な出来事ーあちらこちらで」

講師:ナンシー・リウ(コミュニティ・アートワーカー)
   マイケル・ルン(アーティスト/デザイナー)

グローバルサポートセンターからイベントのお知らせです。

12月22日(木)、本センターの特別講義シリーズ「グローバルアーティストのためのリベラルアーツ講座」の一環として、香港で活動するコレクティブ「gwobean」メンバー、ナンシー・リウ、マイケル・ルンによるゲスト・トークを開催いたします。

ナンシー・リウとマイケル・ルンは、香港の油麻地地区にあるコレクティブ「gwobean」のメンバーです。「gwobean」は香港の土地正義運動、大学、ZINEフェアなど、さまざまな旅の過程のなかで出会った16人のメンバーによって設立・運営されているスペースです。コレクティブ・メンバーの背景はさまざまですが、この激動の時代のなかで一緒に共存していくことを共通の目標にしています。

ナンシーとマイケルはコレクティブの活動のなかで、相互扶助と都市・農村コモンズの実践、そしてセーファー・スペースの問題に関わっています。今回のトークでは、コミュニティづくりや資源の共有に関心を持つ人にとって役に立つ(かもしれない)香港での日常的な実践、予示的政治、それらにまつわる逸話を皆さんと共有したいと考えています。

興味のある方はぜひご参加ください。(※本講義はGAとの共同開催企画となります。)

日時:12月22日(木)16:20-17:50
場所:上野校地 美術学部 中央棟 第2講義室
ゲスト:ナンシー・リウ(コミュニティ・アートワーカー)、マイケル・ルン(アーティスト/デザイナー)
モデレーター:江上賢一郎(グローバルサポートセンター特任助教)
参加方法:対面授業
申し込み:Google Formでの要予約( https://forms.gle/nkU13vthWDzgCx8z8 )
使用言語:英語(通訳はありません)

※本講義はアーカイブ用に録画され、後日公開される場合があります。

■ゲスト・プロフィール

ナンシー・リウ(Nanxi Liu)

コミュニティアートワーカー、研究者、キュレーター、香港手話学習者(advance V)、嶺南大学視覚研究科「社会的関与のアート」非常勤講師。2013年より、社会的包括とエンパワーメントのためのアートに取り組んでいる。彼女の研究と実践は、社会的関与のアートと精神分析、家庭内暴力とアートセラピー、障がいにおける政治参加・コミュニティアートに関するものである。現在は、Centre for Community Cultural Development (CCCD)のプロジェクト・マネージャーを務める。

マイケル・ルン(Michael Leung)

アーティスト/デザイナー、客員講師。ロンドン生まれ。2008年に香港に移住し、香港理工大学でデザイン修士号を取得。彼の作品・プロジェクトは、日常生活のなかに位置し、自立共生的な出会いに影響を受けつつ、さまざまな自律的な空間からインスピレーションを得て展開されている。香港城市大学クリエイティブ・メディア学部にて博士課程修了。

問い合わせ:グローバルサポートセンター(担当:江上)
      globalsupport@ml.geidai.ac.jp

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