Skip to content

シンポジウム
アラウンドすみだ川 「新しい文化政策」をつくるフォーラム

すみだ川界隈の地域において、「地域の文化芸術を推進するプラットフォーム」、「地域の連携・協働を推進するプラットフォームの形成」に着目し、先進的な事例に取り組む自治体・団体と協力して学びと実践の場を提供する人材育成プロジェクト「Meeting アラスミ!(=around すみだ川)」の成果を振り返るフォーラムを開催します。

本フォーラムでは、「Meeting アラスミ!」 理論編の連続講座「『新しい文化政策』を考える」、実践編の「アトリエ・ムジタンツ」、「野村誠『千住の1010人 in 2020年』の広域連携」の1年の活動報告をふまえ、各プログラムの開催地である足立区、墨田区、台東区の文化政策を概観します。また、ゲストコメンテーターを迎え、これらの活動の可能性を2020年の先にある新たな文化政策という視点から再考していくことを目的としています。

 

日時:2020年2月16日(日)16:00~19:00(15:30受付開始)
場所:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール(〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1)
北千住駅西口より徒歩約5分
(JR常磐線 / 東京メトロ千代田線・日比谷線 / 東武スカイツリーライン / つくばエクスプレス)
定員:100名    ※入場無料、事前申込優先
申込方法:参加を希望される方は、下記フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/BiosTgfX1UnWJ11h8
応募締切:2020年2月14日(金)必着
※定員まで余裕がある場合に限り、当日参加を受け付けます。

タイムテーブル
16:00- 「Meeting アラスミ! 」とは
16:05- 活動報告(理論編、実践編①②)
17:05-    すみだ川流域の今日の文化政策:3区の取組み紹介(足立区、墨田区、台東区)
18:05- パネルディスカッション:「すみだ川から立ち上がるこれからの文化政策とは」
18:45- 質疑応答
19:00  閉会予定

ゲストコメンテーター:
小林真理(東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究専攻教授)
専門は、文化政策学、文化経営学、文化資源学。文化政策の企画立案、文化行政制度の研究を行う。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程を満期退学。早稲田大学助手、昭和音楽大学助手、静岡文化芸術大学講師を経て、2004年に東京大学に着任、現在に至る。博士(人間科学)。さまざまな地方自治体で文化行政制度の運営や制度設計に関わる。単著に『文化権の確立に向けて―文化振興法の国際比較と日本の現実』他。

長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院助教)
アーツ・マネジメント、文化政策学、芸術社会学などをベースとし、障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行う。2013年東京藝術大学大学院博士後期課程修了、博士(学術・東京藝術大学)。著書に『舞台の上の障害者―境界から生まれる表現』、共著に『ソーシャルアートラボ、『文化で地域をデザインする』、『アートがひらく地域のこれから』他。日本文化政策学会理事。

モデレーター:
熊倉純子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科長)
パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了。企業メセナ協議会を経て、東京藝術大学教授。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」など、地域型アートプロジェクトに携わりながらアートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。監修書に『アートプロジェクト―芸術と共創する社会』他。

 

【「Meeting アラスミ!」 2019年度の各プログラムの取組み】
理論編|連続講座「新しい文化政策」を考える
異なる領域の協働により社会に新たな回路を創り出す「新しい文化政策」の理解を目指し、全国の研究者や実践者を招き全5回の勉強会を実施しました。勉強会のコアメンバー(足立、墨田、台東3区の行政担当者と藝大生)と一般メンバー(公募)が最新の知見や実践に触れ、さまざまな立場から将来のすみだ川周辺地域における文化政策のあり方についてディスカッションしました。

実践編①|アトリエ・ムジタンツ
「地域とアートをつなぐ」「分野を横断したアートプログラムをデザインする」をテーマに、足立区、墨田区、台東区の3区と連携し、各区で1ヶ所ずつプログラムの実施及び省察活動を行いました。学生、音楽家、企業に勤める方など19名の多様な受講生が集まり、企画立案、プログラムデザイン、ファシリテーションなどについて実践的・協働的に学びあう場となりました。

実践編②|野村誠「千住の1010人 in 2020年」の広域連携
アートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」のプログラムの一環として2020年5月に実施予定の1010人の演奏者による参加型コンサートに連動し、隅田川を中心とした演出の実現に向けて行政、市民と対話を進めてきました。さらに、各区で活動する市民の草の根ネットワーク形成の足がかりとして、3区での企画発表を立案しました。

 

2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業「Meeting アラスミ!」
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科
後援:足立区、墨田区、台東区
企画統括:熊倉純子
企画運営:森隆一郎、長尾聡子、楊淳婷、韓河羅

本講座に関するお問い合わせ
「Meetingアラスミ!」運営事務局:arasumi.study@gmail.com
facebook: https://www.facebook.com/meetingarasumi/

※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。
※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

Back To Top