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特別講義
講師:後藤和子先生(摂南大学教授,文化経済研究,元文化経済学会会長)
市場を通じた文化・文化産業支援 -文化経済学の視点から

以下の通り、後藤和子先生をお招きして特別講義を行います。

後藤先生は、なぜ文化に財政支援が必要なのかという文化財政研究に始まり、文化経済学の視点から、文化と都市、クリエイティブ産業、クリエイティブ産業の税制、クラフト(工芸産業)の国際比較等について研究をされてきました。
現在は、「観光政策と文化政策の政策統合に関する国際比較研究―文化観光に着目して―」(研究代表者)と「ミュージアムの新たな評価手法構築に関する実践的研究―社会的価値と事業改善に着目して―」(研究分担者)の2つの科学研究費研究を行っていらっしゃいます。

 

日時:2019年8月8日(木)13:00〜 (90分間の講義、のち自由討論)
場所:上野キャンパス大学会館2階国際芸術創造研究科講義室

※本講義は枝川明敏研究室の特別講義として行われますが、どなたでも聴講できます。
※聴講に関するお問い合わせは下記アドレスへお願いいたします。
 edagawa(at)ms.geidai.ac.jp(枝川明敏教授)

 

講師略歴:
後藤和子

 

京都大学理学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)
埼玉大学経済学部助教授(1998~2004)、埼玉大学大学院経済科学研究科教授(2004~2014)、エラスムス大学ロッテルダム客員教授(2004~2005)、摂南大学経済学部教授(2014~現在)

文化経済学会<日本>編『文化経済学』編集長、文化経済学会<日本>会長(2010~2012)、Association for Cultural Economics International 理事(2006~2012)、日本財政学会常任理事(2016~2018)日本地域経済学会理事、文化庁文化審議会第9期文化政策部会委員等を務める。
主な著書として、『芸術文化の公共政策』(勁草書房,1998年)、『文化政策学』(編著, 有斐閣, 2001年)『文化と都市の公共政策』(有斐閣,2005年)、『クリエイティブ産業の経済学:契約・著作権・税制のインセンティブ設計』(有斐閣,2013年)、『文化経済学:理論と実際を学ぶ』(有斐閣,2019年)、Hemels,S. and Goto,K.(eds.) Tax incentives for the creative industries, Springer, 2017, など多数。


お問い合わせ:
info-ga(at)ml.geidai.ac.jp (東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教員室)
edagawa(at)ms.geidai.ac.jp(枝川明敏教授)

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