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生きられた庭| Le Jardin Convivial

キュレーターによるガイドツアー形式の展覧会

 

本研究科修士課程在籍の高木遊がキュレーターを務める展覧会「生きられた庭|Le Jardin Convivial」が開催されます。

会期: 2019 年 5 月12日[日]–5 月19日[日]9:00–18:30(最終入園 18:00まで)
会場: 京都府立植物園|Kyoto Botanical Gardens 〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
入園料: 一般=200円/高校生=150円/中学生以下無料
主催: 京都府立植物園
特別協賛: The Chain Museum
協力: 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻、ROCA、モノシャカ、KG+、MUZ ART PRODUCE、アートコートギャラリー

アクセス: JR京都駅(近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」)から京都市営地下鉄「北山駅」下車3 番出口すぐ、または「北大路駅」下車 3 番出口を東へ徒歩約 10 分 京都市バス「植物園前」下車徒歩5分

企画・キュレーション: 髙木 遊(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修士課程)

*東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了要件特定課題研究

ウェブサイト: https://ikiraretaniwa.geidai.ac.jp

展覧会概要:page2image3024

「生きられた庭」は京都府立植物園という「庭」を舞台に開催される ガイドツアー形式の展覧会です。多様なメディアを用いる7名の 現代作家が、植物園の中で展示を行い、これをキュレーターが毎回異なる プログラムのツアーにして観客を案内します。絵画を庭園内に 展示したり、噴水にオブジェを設置するなど、各作家の「庭」に対する アプローチはさまざまで、「庭」にあるものたちは作品によって 活性化されたり、違った意味を持つようになったりします。この毎回異なる 組み合わせのツアーに参加することで、「庭」は全く別のいきいきとした 様相を帯びて見えてきます。

タイトル「生きられた庭」とは、私たち人間の存在だけにとどまらない、多様な生命の営みが「庭」という空間に宿される様相を表しています。

そこでは表現者が生み出す芸術空間と、生命が萌む生態系の 空間の邂逅が生じます。それは展示装置としての美術館と植物園の 出会いであり、人工と自然の重なり合いであり、そして事物と 生命の交差でもあります。本展はこうした多元的な関係性の中で、混沌とする現代社会という「生態系」の一部として存在する 人間を思考する空間を描き出すのです。

また、1日7回行われる「ナビゲーション」と名付けられた 毎回異なる内容のガイドツアーは「庭」に生起する出来事に物語を与えます。

この展覧会としてのツアーの様子は映像やテキストの形で「ドキュメンテーション」としてウェブサイト上に公開されます。本展覧会はこの「ナビゲーション」と「ドキュメンテーション」を介することで、あらゆる事象に紐づく時間/空間に新たな物語を紡ぎ出し、現代における「生きられた空間」について再考する試みです。

 

出展作家:

石毛健太 Kenta ISHIGE

髙橋 銑 Sen TAKAHASHI

多田恋一朗 Koiichiro TADA

立石従寛 Jukan TATEISI

野村 仁 Hitoshi NOMURA

牧山雄平 Yuhei MAKIYAMA

山本修路 Shuji YAMAMOTO

 

クロージングイベント: 5月19日[日] 詳細はウェブサイトにおいて告知予定

ウェブサイト  >>> https://ikiraretaniwa.geidai.ac.jp

 


お問い合わせ:

Info-ga(at)ml.geidai.ac.jp

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