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ジャポニスム2018「深みへ―日本の美意識を求めて―」展 展示風景 写真提供:国際交流基金(C)Graziella Antonini

ジャポニスム2018
「深みへ―日本の美意識を求めて―」展 報告会

日時:2019年4月22日(月)19時~21時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場料:無料
登壇者:長谷川祐子(東京都現代美術館参事、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
黒沢聖覇(キュレーター・アーティスト)

日仏交流160年を記念し、2018年7月から2019年2月までの8か月間にわたって、日仏両政府の協力の下実施された大型日本文化紹介事業「ジャポニスム2018」。そのオープニングを飾る展覧会として行われた「深みへ―日本の美意識を求めて―」展は、多くのフランスの観客を魅了し、現地のTECHNIART誌では、2018年展覧会トップ10の中で第2位の評価を得ました。本報告会では、キュレーターの長谷川祐子氏と作家として参加した黒沢聖覇氏をお迎えし、展覧会の内容やフランスでの反応など、現地映像を交えてお話していただきます。

長谷川祐子(東京都現代美術館参事、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
京都大学法学部卒業、東京藝術大学大学院修了。金沢21世紀美術館を立ち上げ、現在東京都現代美術館参事、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。イスタンブールビエンナーレアドバイザリー委員。犬島「家プロジェクト」アーティスティックディレクター。最近の展覧会は、New Sensorium(ZKM)、Kishio Suga Situations(Pirelli HangarBicocca, Milan)(いずれも2016年)。2017年には、ポンピドゥ・センタ―・メッスにて、‘Japanorama: NEW VISION ON ART SINCE 1970’、ならびに第7回モスクワ現代美術国際ビエンナーレ:Clouds ⇄ Forestsをキュレーション。 2018年はフランス パリにてジャポニスム2018の一環として「深みへ-日本の美意識を求めて」、上海 ロックバンド美術館にてフランシス・アリス個展「La Depense」を、UAEのシャルジャ財団にて日本の本のデザインをテーマとした「Sharjapan-The Poetics of Space」をキュレーション。

黒沢聖覇(キュレーター・アーティスト)
1991年生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了、現在同研究科博士後期課程に在籍。主な仕事に第7回モスクワビエンナーレ「Clouds⇆Forests」(トレチャコフ美術館新館)アシスタント・キュレーターをはじめ、「Japanorama」および「Dumb Type “Actions + Reflections”」(ポンピドゥー・センター・メッス)、キュレイトリアル・アシスタント、アートフェア東京2018「パンゲア・テクトニクスー地殻変動するアート⇄ものがたりの分岐点—」(東京国際フォーラム)キュレーターなど。国内外の展覧会のキュレーションに関わる経験を持つ一方で、他のアーティストと協働して映像作品のディレクションも手がける。平成29年度東京藝術大学平山郁夫文化芸術賞を受賞。

ジャポニスム2018公式展覧会「深みへ―日本の美意識を求めて―」展とは?
パリの中心に位置する19世紀に建てられたロスチャイルド館において、2018年7月14日から8月21日まで約1か月にわたり、国際交流基金の主催により実施された展覧会。「プリミティヴィズム」、「異種混淆」、「引き算の美学-ミニマリズム」、「物質の変容-錬金術」、「軽みの哲学」、「新生-繰り返される再生」、「変化-生命の表現」などさまざまなテーマや媒体の多様性(絵画、インスタレーション、写真、ファッション、彫刻など)を通して、伝統と革新の二つの要素が一つになっている日本の美学に新しい視点と理解をもたらしました。

https://fukami.japonismes.org/en/index.html

ジャポニスム2018「深みへ―日本の美意識を求めて―」展 展示風景 写真提供:国際交流基金(C)Graziella Antonini
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