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ワークショップ
日本と現代美術における検閲

イギリス、ノリッチのセインズベリー日本藝術研究所(SISJAC)で2018年3月16日に開催された国際会議「日本と周辺のアート・政治・検閲(Art, Politics and Censorship in Japan and Beyond)」の第2回目に位置付けられる「日本と現代アートの検閲(Japan and Censorship in Contemporary Art)」を東京藝術大学で開催いたします。今回の討議は、前回の議論と日本でこれまでなされてきた議論を引き継ぎながら、検閲の現在と未来の形式を検討しようというものです。討議は、国内外の将来の参加者と議論を共有するために英語で行われます。

日時:2018年6月28日(木)14:00-18:30

会場:
14:00-14:30 上野キャンパス音楽学部5-401
14:40-18:30 上野キャンパス音楽学部5-407
東京藝術大学 東京都台東区上野公園12-8

言語:英語のみ(通訳はありません)
※本ワークショップは非公開にて開催します。

The First Workshop at SISJAC on 16th March 2018:
Prof. Adrian Favell, Prof. Yoshitaka Mori, Miwako Tezuka, Yumi Song, Kaori Homma, Jason Waite, Dr Sharon Kinsella, Dr Barbara Geilhorn, Keith Whittle, Meryl Doney, Dr Caroline Fisher, Nell Cross Myhill, Prof. Toshio Watanabe, Dr Eriko Tomizawa-Kay, Dr Ra Mason and the Sainsbury Fellows at the Workshop

 

概要:
公序良俗をめぐる事件や政治論争的なアートは、近年の日本のあからさまな検閲傾向の中で、大きな議論を呼んできました。外圧(アーティストに対する法的処置や美術館に対する公的な圧力)の場合もありますが、アーティスト自身が注意深く批判や攻撃の対象にならないように自己検閲をする日本独自の文化もあります。この傾向は日本だけに留まりません。主流メディアやソーシャルメディアの中で高まりつつあるセンセーショナリズムやポピュリズム的なメンタリティによって拡大しつつあります。さらに、世界中で見られる公共圏の衰退という文脈において議論したいと考えています。

参加予定者:
毛利 嘉孝、エイドリアン・ファヴェル、ユミソン、ジェイソン・ウェイト、小泉 明郎、キース・ウィトル、山本 浩貴、居原田 遥、狩野 愛、山岡 さ希子、今野 真理子、ジョン・パイレズ、山崎 いおん、大橋 藍、サイドコア、アンドリュー・マークル、川口 隆夫、内海 潤也、スティーヴン・サラザン、楊 天帥、ソフィー・マユコ・アルニ、ヘヨン・パク、山越 紀子、その他(2018年6月19日現在)


スケジュール (詳細は追って告知します)

14:00
はじめに:なぜ検閲が今問題なのか?
毛利嘉孝

14:30-16:00
アーティスト・フォーラム
モデレーター:エイドリアン・ファヴェル+ユミソン

16:30-18:30
討議
モデレーター:ジェイソン・ウェイト

 

企画者:
毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学・教授)
エイドリアン・ファヴェル(リーズ大学社会学・社会理論学部長、セインズベリー日本藝術研究所(SISJAC) Professorial Academic Associate, SISJAC)
ユミソン(アーティスト、キュレーター、ライター、Starbahnディレクター、ベクソン・アーツ・ファウンダー)
ジェイソン・ウェイト(キュレーター、オクスフォード大学PhD研究員、Don’t Follow The Wind project, an exhibition onsite in the Fukushima exclusion zone共同キュレーター) 

 

 

 

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