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Exhibition
「フィリピンからの、ひとりひとり マキララ ―知り、会い、踊る―」(IMM)

足立区は東京23区の中でフィリピン人の在住者数が最も多い地域です。
国民の90%以上がカトリック信者だと言われるフィリピン。日曜になると、梅島にある教会には100名以上が集まります。

2013年から音まち千住の縁では、日本に暮らす外国人の生活に根ざした異文化を紹介・共有するプロジェクト「イミグレーション・ミュージアム・東京(IMM)」を展開。2014年からはフィリピンコミュニティーの人々と関係を築いてきました。

今年度、演出家・阿部初美が教会に通うフィリピーノにインタビューを実施。フィリピンでの暮らしから、日本への移住、そして日本で経験した仕事や結婚、子育て、ご近所付き合い。語られたのはそれぞれ異なる人生のストーリー。しかし、その端々に浮かび上がるのは、フィリピンの文化の存在です。日本での日常生活のさまざまな場面において、文化の違いは時に強みを、時に葛藤を生み出します。彼らは2つの国の文化とどのように向き合いながら、日本で暮らしているのでしょうか。

今年度のプロジェクト「マキララ」は、インタビューの内容を基に構成した「知る」、「会う」、「踊る」の3つのプログラムから成ります。「知る」では、インタビューやリサーチをベースにした映像作品の展示、「会う」は、阿部がファシリテートするワークショップ、「踊る」はフィリピーノの方たちの楽しみ方、誰でもあたたかく受け入れる形からインスピレーションを受けたパーティーを開催します。

詳細はこちら

開催概要:
■映像展示「知る」Their history, to be our story
平成28年9月10日(土)〜19日(月・祝)10:00〜17:00
※土日月・祝日のみ開催

構成・演出:阿部初美
映像:冨田了平
会場構成:日本大学 佐藤慎也研究室

■ワークショップ「会う」なにが気になる?
9月11日(日)、18日(日)17:00−19:00
定員:各回15名 (事前申込優先)
ファシリテーター:阿部初美 ※英語通訳あり

■パーティー「踊る」 フィリパピポ!!
9月17日(土)18:00−20:00(開場17:30)
定員:100名(事前申込優先)

会場:
■映像展示、ワークショップ
仲町の家(足立区千住仲町29-1)※北千住駅(西口)から徒歩約10分
■パーティー
東京藝術大学千住キャンパス 第7ホール(足立区千住1-25-1)※北千住駅(西口)から徒歩約5分
※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

料金:無料 ※パーティー:フィリピンフード(ワンプレート)は有料

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プロフィール:
阿部初美 あべ はつみ
演出家。にしすがも創造舎レジデント・アーティストとして東京国際芸術祭を中心に、ドキュメンタリー的作品『4.48 サイコシス』『アトミック・サバイバー』などを発表。東京藝術大学、地域創造リージョナルシアター事業、全国の公共劇場などで講師を務める。2010年に出産、「産み育てを考えるワークショップ」を全国5都市で実施。子育てをしながら舞台にとどまらない表現を探求しつつ活動中。

お問い合わせ:
アートアクセスあだち 音まち千住の縁 事務局
[WEBフォーム]http://aaa-senju.com/contact
[お電話]03-6806-1740(13:00−18:00、火曜・木曜除く)
[メール]info@aaa-senju.com
※info@aaa-senju.comからのメールを受信できるようご設定ください。
※個人情報は厳重に管理し本事業の運営及びご案内にのみ使用します。

主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
助成:一般社団法人YS市庭コミュニティー財団、協力:カトリック梅田教会

平成28年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業「グローバル時代のアートプロジェクトを担うマネジメント人材育成事業」

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