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アーツ前橋
「ArtMeets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」展開催中

アーツ前橋では、さまざまな人々がここでアートに出会い、アートを通じて創造的な日常を発見し、多様な考え方や感性に触れていただくことを目的に、中堅アーティストを紹介する企画展「Art Meets」を開催しています。第3回は石塚まこ(1974年生まれ)と康(吉田)夏奈(1975年生まれ)です。
石塚まこは、世界のまちを歩きながら、自分とその環境との距離を異なるメディアを利用して表現につなげます。康(吉田)夏奈は、山に登る、海に潜るなど大自然における体験をもとにクレヨンを用いて緻密な風景表現を行います。アーティストが、自分の足で歩くことで、寄り道をしたり、ものを拾い集めたり、それらを観察しながら想像の遊びを始めます。アーティストの生活の中に潜む視点を通じて、私たちの日常へのまなざしが少し変わるかもしれません。

会期:3月19日(土)~5月31日(火)
開館時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:水曜日(5月4日(水)は開館し、5月6日(金)は休館)
会場:アーツ前橋 ギャラリー1
観覧料:無料

 

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石塚まこ(ISHIZUKA Mako)
1974年兵庫県神戸市生まれ。ストックホルム、パリ在住。1997年神戸女学院大学文学部総合文化学科、2003年リートフェルト・アカデミー(オランダ)、2005年マルメ・アート・アカデミー(スウェーデン)卒業。世界各地を旅したり、生活したりしながら、異なるまちを歩いてゆく中で、自分を取り巻く世界との関係性や構造、異なる「距離」を見つめてきた。近年の活動では、そこにあるもの、いる人、起こること、出会う人、その中で有機的に生まれる関係性をテーマにしながら、視覚芸術作品だけでなく、物語や植物などを媒体としながら、様々な人々の作品への参加を促すプロジェクトを展開する。

康(吉田)夏奈 (KOU-YOSHIDA Kana)
1975年東京都生まれ。香川県小豆島在住。広島市立大学芸術学部デザイン工芸科卒業。都会の生活を離れ、小豆島の大自然の中で暮らすことで、島の自然は康の生活の一部となった。身近に存在する海や山という環境に身を置き、山に登り、海に潜るといった体験をもとに自分を取り巻く環境を緻密な表現につなげてゆく。活動の初期は、さまざまな画材を使用していたが、現在はクレヨンで繊細な風景を表現する。近年の康の作品は、自分を取り巻く大自然から、その深くに存在する地層や地球、宇宙にまで発展し、人間を取り巻くさらに大きな環境を表現の種にしている。

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石塚まこ 《Under the same blue sky(同じ青い空の下で)》 2009年- 
プロジェクト サイズ可変 作家蔵 撮影 : Stéphane Ruchaud

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石塚まこ 《Bookshelf》 2015年
アクト/インスタレーション(紙にインクジェット印刷、板)画像(写真121点)
218×326cm、棚: 24×45×1.8cm 作家蔵

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康(吉田)夏奈 《FACE TO THE GREEN》 2013年-
クレヨン、オイルパステル、紙
各110×93.5cm 全6枚 作家蔵 撮影:早川宏一

【関連イベント】
(1)「舟がなくても行ける‘よその国’さがし」ワークショップ【終了】
日時:3月20日(日)14:00~17:00
会場:アーツ前橋 スタジオ
定員:15名
講師:石塚まこ
内容:前橋市内(又は群馬県内)で様々な外国と結びつく場所や風景を探索
※事前に電話でお申込みください

(2)「だるまさんがころんだ。そして地球になった。」ワークショップ
日時:5月5日(木・祝)14:00~17:00
会場:アーツ前橋 スタジオ
対象:中学生以下
定員:15名
講師:康(吉田)夏奈
内容:だるまに地球の絵を描こう!
※事前に電話でお申込みください

(3)学芸員によるギャラリーツアー
日時:4月17日(日)、5月14日(土)14:00~
集合場所:アーツ前橋1階総合案内前
内容:担当学芸員による作品の解説ツアー
※当日会場にお越しください

(4)こどもアート探検
日時:3月26日(土)、5月5日(木・祝)14:00~
集合場所:アーツ前橋1階総合案内前
対象:小学生以下
内容:サポーターとお話ししながらの作品鑑賞
※当日会場にお越しください

主催:アーツ前橋
助成:IASPIS
協力:アートフロントギャラリー

お問い合わせ:
アーツ前橋(群馬県前橋市千代田町5-1-16)
TEL:027-230-1144
http://www.artsmaebashi.jp

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