千住・人情芸術祭 1DAYパフォーマンス表現街 開催!
商店街を表現街に!?表現いろいろ、ささやかな祝祭

「千住・人情芸術祭」は、人と人との価値観や感情のやりとりを「人情」と捉えて、多様な表現者を受け止める舞台です。「1DAYパフォーマンス表現街」では、江戸時代から人びとの交流と文化の根付く場所であった千住ほんちょう商店街(旧・日光街道)を会場に、多彩な表現を介して、人と人、人と場所、人とアートが出会う機会を創出します。
4回目となる今年の開催では、本番当日のパフォーマンスはもとより、商店街の方々や参加アーティストとの交流など、本番前から「人情」を育むことを試みます。

日時:2024年10月6日(日) 14時-17時(予定)
※雨天時会場変更、荒天中止
※13時-14時に千住本町商店街振興組合主催のこども大名行列が開催されます。

会場:千住ほんちょう商店街(東京都足立区千住)
※当日のタイムスケジュール等の詳細は公式ウェブサイトにてお知らせしていきます。
※内容は変更になる場合があります。

主催:東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
協力:千住本町商店街振興組合、足立成和信用金庫

ゲストアーティスト

寺島大介(Daisuke Terashima)

素材の劣化や変化を抱えて出てくる深みと平面性の間に生まれる緊張感をドローイングにこめて制作を行なっている。画面に残される筆致や作品が置かれる状況によって、場の持つ歴史と時間の流れを表現している。

~アーティストから一言~
千住ほんちょう商店街のさまざまな場所にドローイング(絵)を展示していきます。本番以前より設置が始まるドローイングは、口コミのみでささやかに商店街内に広がっていきます。そし て本番が終わっても、いくつかのドローイングはイベントの遺物とし て、もしくはただのドローイングとしてある時期の商店街そのものの余韻をそれぞれの場所に残していくでしょう。


水口理琉(Riru Mizuguchi)

生物の営巣本能が、創造行為の根源ではないかと考え、人間にとっての「巣づくり」とは何かを模索し、制作している。東京藝術大学大学院美術研究科壁画第 一研究室修士課程在籍。

~アーティストから一言~
千住ほんちょう商店街付近をショッピングカートを引いて回 遊しながら、出会った人からいただいた、使わなくなった「生活や記憶のかけら」で作り上げた「巣」を発表します。


宮田篤 (Atsushi Miyata)

おとなもこどももあそべるぶんがく「微分帖」など、ワークショップやドローイングによって他者との関わりの中にある差異を見つめることを制作の契機にしている。主な活動に「日常アップデート」(東京都渋谷公園通りギャラリー、2024年)、「わくわくなおもわく」(はじまりの美術館[福島]、2019年)、「びぶんブックスことばの店:微分帖」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、2019年)など。