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「定点観測のあいだ―東京藝術大学 × 銀座 蔦屋書店」

本研究科の学生キュレーションによる展示が、7月6日(木)より銀座 蔦屋書店(GINZA SIX6F)にて開催されます。東京藝術大学在籍中・卒業生などを含めた、11名の新進アーティストによるグループ展です。ぜひご高覧ください。

メインビジュアル:呉思睿|Wu Sirui

「定点観測のあいだ-東京藝術大学 × 銀座 蔦屋書店」
会期:2023年7月6日(木)〜7月19日(水) ※最終日は18時まで
会場:銀座 蔦屋書店GINZA ATRIUM(GINZA SIX 6F)
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1
電話番号:03-3575-7755
入場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
企画:一般社団法人東京藝術大学芸術創造機構
協力:東京藝術大学
お問い合わせ:info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/34212-0935280614.html​

ある一定の場所や状況を観察し続けることで、その中での変化や時間の経過を捉えようとする試みである定点観測。流れゆく時代に身を任せるだけでは掴めない、新たな側面に気付かされることもあります。本展「定点観測のあいだ」では、アーティストを時代の定点観測者として捉え、それぞれの視点で世界を切り取った作品を展示します 。彼らの目を通した時代のあり方、変わり方、それらを垣間見る展覧会です。そして、それらの作品の関係性をどう読み解くか、「定点観測のあいだ」に潜む新たな可能性を探っていきます。

キュレーター|Curators

杉山アリス|Alice SUGIYAMA(チーフ・キュレーター)
1999年東京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科在籍。キュレーターとしてこれまでに『Glitches in Love: A New Formula』展などを手掛けたほか、「藝大アーツイン丸の内2022」や「六本木アートナイト2023」 に参加。

王皞哲|Haozhe WANG(コーキュレーター)
1997年中国生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科在籍。アーティストとしてDIA GOTYAで受賞し、『P rofileʼ 19』などに参加。Australian Design Centreにて勤務し、来日後は『Glitches in Love: A New Formula』展 でキュレーターを務めた。

カトリン・グナルスドテル|Katrin GUNNARSDOTTIR(コーキュレーター)
1994年アイスランド生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科在籍。アイスランド芸術大学ではサウンドア ートに取り組む。レイキャヴィク美術館にてレセプションマネージャーとして勤務したのち来日。

参加作家|Artists

呉思睿|Sirui WU
1997年中国生まれ。テクノロジーそのものを表現媒体とし、グローバル時代における世界の文脈の中で、伝統的なアイコンと現代を象徴するメディアを融合させた作品を制作。

刘力天|Rikitaka LIU
1998年茨城県生まれ。日本と中国にルーツを持ち、自己と普遍性をテーマにした作品を制作。現在は日本文化への理解を深めるため、ゲーム会社に勤務しながら制作を続けている。

菊池虎十|Taketo KIKUCHI
1998年東京都生まれ。近年の展示に「homesick creature」BEAMST HARAJYUKU(東京)、「EAST EAST_TOKYO 2023」matter(東京)、「Slow Culture #kougei」京都市立芸術大学ギャラリー(京都)など。

クララ・ステファノビコバ|Klara STEFANOVICOVA
1995年スロバキア生まれ。個人の経験に基づいた場所や時間のある特定の視点に焦点を当てた作品を制作する。近年は、どんなに努力しても完全に従うことができないルールの集合体を「グリッド」と呼び、それをモチーフにしている。

斉木駿介|Shunsuke SAIKI
1987年福岡県生まれ。現実やネット上のモチーフ、風景、記号を解体、再構築した作品を制作。主な個展に「BAD TRIP VR」(京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール,2023年)、「スクロールする風景」(GalleryYukihira,2020年)など。

園田将久|Masahisa SONODA
1997年大阪府生まれ。2021年9月にArt space Kaikas’(相模原)で初個展「流れと傾き」を開催。

曹暁泰|Xiaotai CAO
1993年中国青海省生まれ。木、植物、花など自然の素材を多く使い、山、水、自然の要素を理解し、解釈することにより、新たな形とアウトプットを生み出して、人間と自然の協同と相互作用を強調している。

林果林|Karin HAYASHI
1998年東京都生まれ。シンプルな色彩とペンシルで描かれたモチーフを組み合わせたシュールな世界観を得意とする。その世界観には常に絶望的な何かを秘めて制作している。

藤田紗衣|Sae FUJITA
1992年生まれ。ドローイングを起点に、シルクスクリーンやインクジェットプリントなどの印刷技術を用いて、描くこと自体を版によって再解釈し、描く行為から時間的・空間的に分けられたイメージを作る。主な展覧会に 個展「仮想ボディに風」ザ・トライアングル(京都,2022)、グループ展「惑星ザムザ」小高製本工業株式会社跡地(東京,2022)など。

三澤萌寧|Mone MISAWA
1996年千葉県生まれ。2022年 卒業制作展 東京都知事賞、15thシヤチハタ ニュープロダクト デザインコンペティション 審査員賞中村賞。彫刻作品を多く制作。

ヤマモトヒカル|Hikaru YAMAMOTO
1998年宮城県生まれ。紙を主な素材とした作品を制作。手を通して「ものづくり」のあり方を日々模索している。2023年「藝大アートプラザ大賞」準大賞。

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