以下のプロジェクトの報告者・発表者を募集します。発表の形式は、通常の学術発表に加えて映像や音、パフォーマンス、展示などの形式も受け付けます。原則として20分以内の発表としますが、そのほかの形式の場合はご相談ください。通常の学会ではできなかった野心的な発表の形式を期待しています。

新型コロナウイルスの感染状況によりますが、今回の国際研究学会/ワークショップはオンラインとオフラインを併用する形で計画しています。

発表希望者は、2021年8月27日(金)17:00(日本時間)までに下記のフォームに記入して以下のアドレスまでご送付ください。E-mail: art.research.practice@gmail.com
→申し込み締め切りました。

選考の結果は2021年9月1日(水)までにお送りいたします。

参加登録料は無料です。

2021年10月2日(土)-3日(日)

場所:東京芸術大学千住キャンパス+オンライン

A/R/P (Art/Research/Practice) 2021とは何か? 

現代美術と人文社会学の調査研究の領域が、交錯しはじめています。社会学や人類学調査に基づいて作品を制作したり、プロジェクトを行うリサーチ=ベースド・アート(Research-Based Art/RBA)は、1990年以降の現代美術における「社会的転回」もあり、大きく広がっています。これには、「関係性の美学」や「参加型芸術」、コミュニティ・アートなど新しい美術の形式の登場、メディアやコンピュータなどテクノロジーの発達、そして美術館や博物館の変容に対応したものです。

その一方で、これまではテキストを中心として行われてきた社会学や文化人類学、文化研究、そして教育学も理論や研究方法論、研究対象の変化、そしてメディアテクノロジーの変容を受けて、さまざまなアート、視覚芸術、音楽/サウンドアート、パフォーミングアート、写真や映像、音や触覚など新しいメディアを使ったアート=ベイスド・リサーチ(Arts-Based Research/ABR) やアーティスティック・リサーチを発展させてきました。こうした成果は、単なる研究発表としてではなく、研究のプロセスを積極的に社会に還元しようとする実践や教育、ワークショップなどで広くみられるようになっています。

この国際会議は、こうした二つの異なった領域で独自の発展を見せつつ、お互いに交錯しつつある現代美術と人文学的調査の二つの領域の交錯点、類似点や相違点を検討するとともにその可能性を探ろうというものです。

主催:東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科

   アート&リサーチ・イン・アジア(Arts and Research in Asia/ARinA)プロジェクト

   毛利嘉孝研究室

基調プレゼンテーション

岡原正幸(社会学者、慶應義塾大学教授)

https://www.homoaffectus.com

川瀬 慈(映像人類学者、国立民族博物館准教授)

http://www.itsushikawase.com/japanese/

潘律(パン・ルー)(香港理工大学副教授)

https://www.polyu.edu.hk/en/cc/people/academic-staff/dr-pan-lu/

プレゼンテーション

「ミレニアル・モナド・スペース・プロジェクト」シンガポール国立大学デザイン&環境学部建築学科 
イントロダクション;Dr. Simone Shu-Yeng CHUNG (助教授、シンガポール国立大学)

Relativity 6
Presenter: CHUA Ming Hao, Department of Architecture, National University of Singapore
Death in Venice
Presenter: ZHU Shengbuwei, Department of Architecture, National University of Singapore

https://millennialnomadspace.com