音楽ドラマ
「THE鍵KEY」
谷崎潤一郎×フランチェスカ・レロイ

本研究科修士課程在籍の山下直弥が企画制作を務める公演「THE鍵KEY」が開催されます。

日時:
①2019年5月19日18時~
②2019年5月25日14時~
③2019年5月26日14時~
④2019年5月26日18時~
※公演時間:約1時間30分
※各回同じ内容になっております

《アフタートーク》
上記の①②④の公演のみ、終演後にアフタートークを実施いたします。
ぜひご参加ください。

料金:4500円(当日精算)
定員:35名(完全予約制)
会場:旧平櫛田中邸アトリエ(東京都台東区上野桜木2-20-3)

予約方法:https://francescalelohe.weebly.com
予約開始:2019年4月8日(月)12時~

 


※画像をクリックすると拡大できます。

 

作曲家フランチェスカ・レロイによる谷崎潤一郎の長編小説「鍵」を主題とした音楽ドラマ。

物語は昭和時代の日本を舞台に「妻」「夫」「娘」「愛人(木村)」4人の登場人物の関係が互いに読まれることを前提に書かれた夫婦の日記を通して語られる。夫は自分より若い妻の貞操観念に対して欲求不満を抱いていた。彼は妻への嫉妬とのぞき行為を通して、自身の活力回復を試みようと、娘の結婚相手として紹介した木村を妻に接近させ始める。

「家」という1つの空間の中で交差していく4人の人間ドラマを12人のパフォーマーにより表現。異なる4つの部屋にて、トリオが奏でる音楽と踊りにより、立体化していく4人それぞれの思い。家の中を歩き、家族の秘密を覗くことで、訪問者(観客)は愛欲の物語へと取り込まれていく。

 

出演者

作曲・演出:フランチェスカ・レロイ

バリトン(夫):松平 敬
ソプラノ(妻):工藤 あかね
メゾソプラノ(娘):野田 千恵子
ダンス(木村):綾香 詳三
尺八:松本 宏平
コントラバス:椎名 有紀子
笙:小島 篤美
チェロ:久保田 佑里
小鼓・締太鼓:小川 実加子
バイオリン:早川きょーじゅ
琵琶:久保田 晶子
クラリネット:三宅 博子

 

スタッフ

振付:石本 華江
ドラマトゥルク:アレクサンドラ・ルター
照明:植村 真
企画制作:山下 直弥

 

プロフィール
フランチェスカ・レロイ

作曲家。2013年スコットランド音楽院作曲科修了。作曲をDavid Fennessy氏に師事。2015年大和日英基金から奨学金を取得し、来日。日本のアーティストとコラボレーションを重ねる。
尺八・笙・琵琶などの和楽器の奏法を研究し、和楽器と西洋楽器による楽曲を多数作曲している。
今までにネルケプランニング・ゴーチブラブラザーズ・Whole Hog Theatreー翻案「トリスタンとイゾルデ」、「野村誠 千住だじゃれ音楽祭」などに作曲で参加。
2018年に谷崎潤一郎の小説「鍵」を主題とした音楽ドラマ「THE鍵KEY」を初演し、好評を博す。

 


主催:「鍵」プロジェクト実行委員会
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、芸術文化振興基金
協力:岡山県井原市、上野桜木旧平櫛田中邸、NPO法人たいとう歴史都市研究会、一般社団法人谷中のおかって、Whole Hog Theatre

お問い合わせ:thekey.kagi@gmail.com

 

 

 


お問い合わせ:

Info-ga(a)@ml.geidai.ac.jp