特別講義
江畠香希
「サイケデリック映画」とは何か――その体験と映像の美学

60〜70年代のカウンターカルチャーを象徴するサイケデリズムは、文学、グラフィティ、音楽、絵画、ダンスなど多分野に影響をもたらしました。 映画では、デニス・ホッパー『イージー・ライダー』、ロジャー・コーマン『白昼の幻想』、リチャード・ラッシュ『嵐の青春』、ミケランジェロ・アントニオーニ『砂丘』、スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』、ケネス・アンガー『ルシファー・ライジング』がその時代を画している。 しかし、サイケデリック映画の主な形式や様式は意外に知られていません。

今回の特別講義では、パリ第三大学教授ニコル・ブルネーズによる全8回の講義をもとに、この潮流の元となるサイケデリック体験と映像美の関係を探求します。

 

日時:2018年10月30日(火) 18:30-20:00
会場:東京藝術大学上野キャンパス 大学会館2階 大集会室

講師:江畠香希(映像作家)
司会:毛利嘉孝(東京藝術大学)

※どなたでも参加いただけます。予約不要。

 

プロフィール
江畠香希(えばたこうき)
パリ第三大学大学院 芸術メディア研究科 映画視聴覚専攻 修士課程修了。映像作品にドキュメンタリー映画『女として生きる』(2011) 監督、ドキュメンタリー映画『カレが捕まっちゃった 9.11原発やめろデモ!!!!! ことの次第』(2012) 監督、東京藝術大学大学院 映像研究科映画専攻 第7期 修了制作長編映画『バイバイ、マラーノ』(2013) 編集 他。

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