台北藝術大学訪日プログラム &Geidai公開フォーラム
台北藝大⇄東京藝大 ポストコロニアル・スタディ
- 歴史の糸を探して彷徨うフィールドワーク報告

東京藝術大学と台北藝術大学における相互交流リサーチプログラムの一環として、公開フォーラムを開催します。

昨年、東京藝術大学国際芸術創造研究科の学生たちが台北を訪問。現代の台北に残る植民地時代の歴史とモニュメントをめぐって、フィールドワークと議論を行いました。今年は台北芸術大学の学生たちが東京を訪れ、2都市の間に存在しうる歴史の糸を手がかりに都市の記憶を巡る旅に出ます。東京では日本在住台湾人や台湾との文化交流にゆかりある場所に加えて、関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼碑、在日コリアンの歴史や文化を学ぶ施設を訪れる予定です。旧宗主国である日本で、両国の学生同士が植民地支配の歴史に触れ、芸術文化を通じてそれらの課題と向き合うことは、互いの記憶の継承と対話への可能性をもたらしてくれるでしょう。

本フォーラムでは台北藝大から3人の教授陣たちがプレゼンテーションを、本学の博士課程でこのプロジェクトに参加した日本、台湾、韓国、香港からの留学生たちがフィールドワークの報告をします。

 

日時:2018年7月22日(日)13:30-16:30
会場:東京藝術大学上野キャンパス 音楽学部 5-109教室
*日英同時通訳あり
*参加無料・申し込み不要

 

登壇者:

陳愷璜 CHEN Kai-Huang
国立台北藝術大学学長

林宏璋 LIN Hongjohn
国立台北藝術大学教授

吳岱融 WU Dai-Rong
国立台北藝術大学助理教授

熊倉純子 KUMAKURA Sumiko
東京藝術大学教授

宮川緑 MIYAKAWA Midori(日本)、権祥海 KWON Sanghae(韓国)、楊天帥 YEUNG Tinshui(香港)
以上 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科博士後期課程1年

楊淳婷 YANG Chunting(台湾)
東京藝術大学音楽研究科芸術環境創造領域博士後期課程4年

 



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Info-ga(a)ml.geidai.ac.jp