レクチャー・コンサート Vol.2
「イランと日本の間で - ペルシアの踊りと生活」

今年1月に開催した「イランと日本の間で - 詩と音楽のある生活」に続く、レクチャー&コンサートシリーズ第2弾。今回は、プロダンサーとして多くのショーやメディアに出演し、自身でもショーのプロデュースやダンススタジオを立ち上げるなど、日本で精力的に活動するミーナ・サレーさんをメインゲストにお迎えします。出身のイランで親しまれてきた踊りについて、ベリーダンスやアラビアンダンスとの違いや地域の多様性、音楽との関わりなどに触れながら、実演を交えて解説していただきます。また、生活の中に「踊りがあること」の意味について、幅広いジャンルのダンスの普及を日本で追求してきたミーナ・サレーさん自身の経験に基づくお話を伺います。

日時:2018年6月19日(火) 19:00-20:30
場所:東京藝術大学 千住キャンパス3階 スタジオA
※入場無料。予約不要。
※講演は日本語で行われます。

出演者:
ミーナ・サレー(トーク&踊り)
アクバル・カティービー(伴奏)
ニクザッド・ナヒード(歌)

企画・司会進行:
石井紗和子 [東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程]

 


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プロフィール:

ミーナ・サレー
7歳から母国イランで活動を開始。その後、日本で国際アラビアンダンス協会を設立しプロダンサーとして活躍していた姉のキミヤ・サレーの誘いにより来日する。ダイナミックでセクシーな中にも王室文化の気品漂う彼女のダンスは日本でも多くの人々を魅了し、駐日各国大使館をはじめ、秋篠宮殿下や高円宮殿下の前でも披露した経験を持つ。2009年、38歳の若さで急逝した姉の遺志を継ぎ、国際アラビアンダンス協会を引き継ぎ主宰に就任。2012年にはダンススタジオを立ち上げ、ベリーダンスからアラビアン、エジプシャン、ターキッシュ、ペルシャンダンスまで幅広いジャンルのダンスや民族舞踊の指導を始める。2017年より一般社団法人日本ベリーダンス連盟理事。

アクバル・カティービー
来日から1年後の1991年より、日本でペルシア音楽の演奏を開始。パーティーや結婚式、ライブハウスなどカジュアルな場から、大学やイラン大使館まで、幅広く活動する。イランの楽器であるトンバックやサントゥールを演奏するだけでなく、キーボードを使って様々な踊りのリズムを再現する。

ナヒード・ニクザッド
1998年に来日し、2000年よりNHK Radio Japanペルシア語部門の翻訳者兼アナウンサー。翻訳をはじめ、ペルシア詩の朗読や歌謡の朗唱を介し、様々なメディアや教育・文化事業への出演や、ライブの演奏などを通してイランの文化を伝える活動を行っている。

 

主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科毛利嘉孝研究室
協力:東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科

助成:武藤舞音楽環境創造教育研究助成金

 

お問い合わせ:
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻教員室
開室時間(上野): 10:00~18:15 (月・木・金)
電話(上野): 050-5525-2725
開室時間(千住): 10:00~18:15 (火・水・金)
電話(千住): 050-5525-2732
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