連続レクチャー「グローバル時代のアート・都市・コミュニティ」
【特別講演会】アンセルム・フランケ「錯乱のミュージアム」

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日時:2016年11月17日(木)18:30-20:30 ※開場:18:00
会場:東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部5–109教室
住所:東京都台東区上野公園12-8
講師:アンセルム・フランケ(キュレーター/ライター)
モデレーター:長谷川祐子(本学大学院国際芸術創造研究科教授)
入場:無料(予約不要)
定員:定員260人(先着順)
言語:日英通訳あり
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科

「近代的」であるとは何を意味するのでしょうか? 本講演で、アンセルム・フランケ(キュレーター、ライター。ベルリン在住)は、展覧会が近代性のより深い理解のためにいかに貢献しうるかについて論じます。19世紀後半以降、技術革新や科学、社会変革など、近代化のさまざまな側面との関係において発展してきた、近代美術とモダニズムについて語ります。そして、1970年代以降、コンテンポラリー・アートがどのように近代性の前提とそれに対する信奉を批評的に反映してきたかを論じます。さらには、ある特定の知の形態が生産されてきた「近代の発明としてのミュージアムという制度」について議論します。

本講演では、フランケ自身の企画した展覧会プロジェクト「アニミズム」(2010~2014)からの例証を用いて、安易に表象したり、インスティテューションの中で陳列したりすることのできない知の形態について論じます。いわゆる「前近代的」、アニミスティック(物活論的)な実践は、構造的に変容され、近代的な知の体系に挿入されることなしには、ミュージアムの中で展示することはできません。それでは、いかにして、そのような変容自体が、展覧会のトピックとなることが可能なのでしょうか?

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Portrait Photo ©Foto Stephanie Pilick, 2016

プロフィール:
アンセルム・フランケ|Anselm Franke
キュレーター、ライター。「世界文化の家」ビジュアル・アート&フィルム部門ディレクター。ベルリン在住。2012年には、台北ビエンナーレ「モダン・モンスターズ/フィクションの死と生」のキュレーションを手がけた。プロジェクト「アニミズム」は、2010年から2014年まで、さまざまなコラボレーションを伴い、アントワープ、ベルン、ウィーン、ベルリン、ニューヨーク、深圳、ソウル、ベイルートで開催された。「世界文化の家」では、「ザ・ホール・アース:カリフォルニアと外部の消滅」展、「ゼロ年以後:コラボレーションの地理学」展(ともに2013年)を共同企画している。
 
問い合わせ 国際芸術創造研究科上野教員室 音楽学部 大学会館2階
開室時間 10:00 ~ 19:00 (月 木 金)
電話 050-5525-2725(上野教員室)
info-ga@ml.geidai.ac.jp

*フランケ氏は「キュレーター・ミーティング2016」(主催:現代美術センターCCA北九州、国立国際美術館、独立行政法人国際交流基金)に参加します。詳細は下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:
現代美術センターCCA北九州
Tel. 093 695 3691 担当:山田

国立国際美術館
Tel. 06-6447-4680(代) 担当:伊東

独立行政法人国際交流基金 文化事業部
Tel. 03-5369-6063 担当:杉江、小野寺

助成:文化庁「平成28年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業」
「グローバル時代のアートプロジェクトを担うマネジメント人材育成事業:
& Geidai グローバル時代のアートプロジェクト:国際理論編プログラム」